マンション計画 芦屋市が不認定 景観地区指定自治体で初(毎日新聞)

 市内全域を景観法(05年施行)に基づく景観地区に指定している兵庫県芦屋市は、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)が市内の住宅地に予定する5階建てマンション建設計画について「規模が大きく、周辺の環境にそぐわない」として不認定とした。国土交通省によると、景観地区は京都市や神奈川県鎌倉市など全国に28地区あるが、自治体が建設計画を不認定としたのは初めてという。

 マンションは芦屋市大原町の一戸建て住宅が建ち並ぶ地域の土地(1173平方メートル)に計画され、高さ約15メートル、延べ面積3667平方メートル。

 景観法は、景観地区に指定されたエリアで建築物を新築したり、色彩を変更する場合、自治体の認定が必要と定めている。

 今回の計画に対しては今月5日、学識者らによる市景観認定審査会が「一戸建て住宅の並ぶ周辺の景観に反する」などとして「不認定とすべきだ」と答申。市も同様の理由で不認定を決めた。建設するには計画を修正して再申請する必要がある。

 市は「景観法というソフト重視の法律のおかげで住宅都市としての魅力を引き継げる」と強調した。一方、同社は「引き続き市と協議していく」とコメントした。【小坂剛志】

【関連ニュース】
新築マンション:発売戸数16.8%減…09年・首都圏
首都圏マンション:新築発売戸数16%減−−09年
役立つ住宅情報:三菱地所・オリックス不動産「パークハウス代々木参宮橋」
マンション発売戸数:昨年13%減−−近畿圏
「播半」跡地マンション建設:4社の水路使用料、西宮市に請求命令 /兵庫

帰国の公認会計士を逮捕=GWG買収仲介脱税−東京地検(時事通信)
衆院選前、資金に困窮=居候、選挙近づき事務所開設−民主・小林千代美議員側(時事通信)
桜の名所、人気トップは吉野山=知りたい情報は「満開日」−ウェザーニューズ調査(時事通信)
漁船の船長2人逮捕へ=位置情報切った疑い−海保(時事通信)
民事再生法違反 容疑のIT会社社長ら6人逮捕 警視庁(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。